2022年度の終わりを間近に控えまして
昨秋の総合型選抜から始まった「ゆっくり考えるための塾」の入試シーズンが、今週の合格発表をもちまして、ついに終わりを迎えました。今年度は、内部進学を含めますと、小学生3名、中学生4名、高校生2名の計9名の生徒たちの進学のお手伝いをさせていただきました。どの生徒も、時には大きく悩み、時には大きく苦しみ、時には大きく迷いながら、最終的に、彼女/彼らの最良な進路を、自らの力で切り開いてくれたと感じています。みんな、合格おめでとう! 冒険心を忘れずに、新しく始まる航海を満喫してくださいね。
今年度は、生徒たちの「もっと知りたい!」「もっと分かりたい!」という気持ちを引き出すことの大切さを、改めて強く感じた一年でした。知識を身に付けることは本来、楽しいことであるはずです。にもかかわらず、それが苦行になってしまうのは、彼/彼女らを指導する側の大人たちが、知識を身に付けることの楽しさを忘れてしまっているからなのでしょう(単語の棒暗記という苦行を生徒たちに課す学校の何て多いこと!)。肝要なのは、「なるほど!」⇒「面白い!」⇒「もっと知りたい/分かりたい!」⇒「なるほど!」の好循環を生み出すことです。次年度は、これまで以上に、知識を身に付けることの楽しさを意識しながら、授業を進めていけたらと思っています。
文責・塾長
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